即戦力として求められていると感じた

前職は中国で公務員をしていて、中途入社でこの会社に入りました。6年間通訳を務める中で、日本への出張をする機会も多かったので、就職活動は日本で行うと決めていて。前職の公務員は先が見えていて面白みがなかったので、実際のビジネスをやりたいと思い、就職活動をしました。

扇谷の面接では一次面接のタイミングで、社長や役員が面接官として対応してくださるんです。なので、会社についてより深く理解することができましたし、営業のやり方や仕事の現状など具体的な話をしてくださいました。コミュニケーションもとりやすく即戦力として求められていると感じました。実際に入社前と入社後で大きなギャップもなく優しい人たちばかりで、仕事に対して誠意を持って取り組んでいる人が多かったです。

自分との葛藤の末に選んだ道

入社15年目で海外の拠点である香港とシンセンの社長をしています。入社した時から、いつか拠点を任される存在になりたいと思っていました。シンセンと上海は当時、現地法人ではなく事務所だったんです。入社半年で、事務所であるシンセンと上海を現地法人化するという仕事に携わりました。当時は日本人駐在が香港と兼任でシンセンの社長をしていたことにより手が足らないこともあって、営業もしながら市場開拓、人事管理、労務管理をして副総経理(副社長)をやっていました。それから、2013年にシンセンの総経理となり、2015年にシンセンと上海の拠点を任されました。2018年に上海は他のメンバーに託し、香港とシンセンを任されるようになりました。

「シンセンに行ってほしい」と言われたときはわくわくしながら行ったんですが、壁にぶつかることも多かったです。思い描いていたように仕事がうまくいくわけではなかったので、実はシンセンに行った2~3年後に会社を辞めようとも思っていました(笑)。しかし、会社からのプレッシャーではなく、それは自分自身の問題だったので、自分がここで投げだしてもいいのか、それとも乗り越えるのかを悩んだ末に会社で頑張り続けることにしました。当時諦めていたらどこに行っても上手くいっていなかっただろうなと思いますね。

仕事の面白さと難しさ

赴任した当時から、成功したいという気持ちは常にありました。
自分の思う成功というのは、独立とかお金の豊かさとかではなく、自分がイメージする姿に肉付けをして、軌道に乗せることだと思っていて。
現在はそれが実現できているので仕事をすることがとても面白いです。営業しながらマネジメントをする、バランスを保つということは同時に難しいことでもあるんですけどね。
マネジメントをしつつお客様のことや現場のこと、さらにはリスクヘッジを考えながら把握しないといけない。中国はストライキなども多いから、社員の安全を守る必要もある、なので苦労することも多いですね。

“攻めの姿勢”で動く人と働きたい

現在は2つの拠点の社長を務めていますが、全11拠点のなかで私の拠点の占める売上の割合を見るとまだまだ可能性があると考えています。
中国市場が大きいので、あらゆる方法を考えて、海外の半分を占めるようにしていきたいです。新規の拠点展開なども目指していきたいなと。

日本でも、中国でも、会社に何かしら求める人って多いと思います。
ですが、会社がやってくれる、動いてくれることばかりを考えるのではなく、会社はあくまでもステージで武器を与えてくれるだけなんです。そこからどれだけ成長できるかは自分次第。
やる気のある人は、自分で知識をつけて知恵を出し、実行していくことで成果に繋がると思っているので、そういう方と一緒に働きたいですね。

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